微減ながら市場規模は500億円以上の「リフレクソロジー」とは

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今回はリフレクソロジーの業界動向ということで前回の記事「ボディケアとは」でも参考にした公益財団法人地方総合研究所がまとめた「成長に伴い業界の確立がもとめられるリラクゼーションビジネス~リラクゼーションビジネスの現状と課題~」から「リフレクソロジーについて」ご紹介します。

リフレクソロジーとは

reflexology
出典:セラピールームクローバー
上の画像にもあるようにリフレクソロジーとは足の裏を中心に押すイメージですよね。Wikipediaでは次のように説明されています。

リフレクソロジー(英: reflexology [† 1] [† 2])とは、反射療法とも呼ばれ、主に足の裏(手の平などを含む場合もある)の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こるという考えに基づき、疲労の改善などをはかる療法である。

引用:Wikipedia

このようにリフレクソロジーとは反射学というある種の学問を応用した療法なんだそうです。日本人になじみの「ツボ」とは違って、体の手のひらや足の裏に存在するとされる「反射区」に適切な刺激を与える事で、リラックスした状態に導こうとするのがいわゆるリフレクソロジーだと説明できます。
リフレクソロジーを専門とする店舗も多く、メニューの中にリフレクソロジーを取り入れている店舗は数千存在すると言われています。リラクゼーションマッサージを提供するRe.Ra.Kuはリフレクソロジーをメニューの一つとして取り入れています。Re.Ra.Kuのホームページによると店舗数は関東だけで177(2016年9月時点)あるとのこと。このようにリフレクソロジーのサービスは一般化しており専門スクールも存在します。

日本のリフレクソロジーとは、西洋式と東洋式がある

Woman Sits in a Dressing Gown Having Her Feet Massaged By a Physical Therapist
Woman Sits in a Dressing Gown Having Her Feet Massaged By a Physical Therapist

西洋式は、リラクセーション/ヒーリングを主眼に置いた、痛みの伴わない施術が特色です。
reflexology2
出典:letemps
東洋式は、足つぼへの刺激によって新陳代謝が促され、自然治癒力を高めるとする考え方が基本となっています。“圧”をかけることによる、やや痛みを伴う施術が特徴です。
ですので、リフレクソロジーを受けようとお考えの方は、痛いのが伴うもんかどうかは西洋式は東洋式かを事前にご確認される事をおすすめします。

リフレクソロジーとは、リラクゼーション業の一つ

これからリフレクソロジーを仕事として始めたい、という方にとってリフレクソロジーが属する業界がどのようなものかご紹介したいと思います。そもそも日本では鍼や灸、あんまマッサージ指圧の「あはき」と呼ばれる国家資格以外の施療を「マッサージ」と呼ぶ事は出来ない事になっています。ですので、リフレクソロジーはマッサージと分類はされていません。では、どの業種に該当するかというと「リラクゼーション業」に分類されます。
そもそもリラクゼーション業は次のように定義されています。

「リラクゼーション業」は、「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所」

引用:総務省 日本標準産業分類

前述したように西洋式と東洋式があるレフレクソロジーにおいて西洋式はもともとリラクゼーション目的として発展してきたとされています。なので欧州を中心とする西洋式リフレクソロジーはまさしくリラクゼーション業の一つに説明できます。また、東洋式(中国式、台湾式、タイ式など)はもともと治療目的として発展してきたとされています。しかし、「癒し」や「安らぎ」を求めるニーズの増加から一部の東洋式リフレクソロジーもリラクゼーションの要素を取り入れて営業している傾向にあると言われています。詳しくは公益財団法人地方総合研究所がまとめた「成長に伴い業界の確立がもとめられるリラクゼーションビジネス~リラクゼーションビジネスの現状と課題~」をご参照ください。

GoogleTrendsに見るリフレクソロジーとは


では、リフレクソロジーを仕事とする人々にとって気になるのは今後の風向きかもしれません。セラピストの教科書ではGoogleが提供するGoogleTrendsからその動向をご紹介しています。GoogleTrendsは世の中の検索キーワードの検索数をデータとして公開しているものです。上記のグラフは、「リフレクソロジー」の検索数をグラフ化したものです。見ておわかりいただけるのは2011年4月の計測開始から少しずつその検索数は減少しています。96年から06年に急成長したと言われるクイックマッサージの一つであるリフレクソロジーを目当てに求めるブームは過ぎ去ったと言えます。しかし、いまだにリフレクソロジーを求めている方が多く存在する事も間違いなく、前述の調査によてば市場規模は500億円を超えています。

まとめ


気持ち良さそうなリフレクソロジーの紹介動画がございましたので気になる方はご覧になるとよりリフレクソロジーのイメージが湧くと思います。
・リフレクソロジーとは、手のひらや押しの裏にある「反射区」に刺激を与える事で人体を良い状態へ導こうとする学問を応用したサービス
・西洋式は主にリラクゼーション目的で、中国式・台湾式・タイ式などの東洋式は治療目的で時に「痛み」を伴う。
・急成長を経た業界ながらニーズは継続している。


いかがでしたでしょうか。今回はリフレクソロジーとはどういったものかをご紹介致しました。景気が下がったりすると一番に削られるとイメージされるリラクゼーションですが、リフレクソロジーはもともと治療目的のものなのです。だから健康のために受ける事をおすすめします。また体調がすぐれない時に利用するのももちろん良いでしょう。それが残念な事に日本では医療としては認められていない。だから保険適用が効かないといった状況を生んでいます。ですが素晴らしい価値を生み出してくれるのは間違いありません。今後もリフレクソロジーを提供する人と求める人々が増えていく事を確信しています。ご覧いただきありがとうございます。


公益財団法人地方総合研究所がまとめた「成長に伴い業界の確立がもとめられるリラクゼーションビジネス~リラクゼーションビジネスの現状と課題~」
URL:https://www.dik.or.jp/%3Faction%3Dcabinet3_action_main_download%26block_id%3D57%26room_id%3D1%26cabinet3_id%3D1%26file_id%3D95%26upload_id%3D589

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Takeru Yamamoto
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初めまして。SharePistの山本です。SharePistを「一人でも多くの現代人に理想のセラピー」を発見するツールとして使っていただくために日夜邁進しております。タイへの旅行をきっかけに、日本の現代人はもっと多くのマッサージやセラピーを受けるべきだ!と思ったところから当サイトはスタートいたしました。普段はセラピストの方のサポートや、記事の投稿を担当しております。今後、さらに多くの現代人が理想のセラピーを探せるお手伝いができるよう努力いたします!

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